12月11日（日）寒川町民センターでクリスマスコンサートを行います。
今年の総まとめとして、ゲストにウクライナのバンドゥーラ奏者、カテリーナ・グジーさんをお招きして「音楽を通して他国の文化に触れ、今起きていることを自分事として考える」機会となる音楽会を企画しました。
前半には町の中学生による吹奏楽や、ウクレレアンサンブル伴奏による「歌声ひろば」のコーナーもあります。歌声ひろばのコーナーは、昔懐かしい曲を会場の皆さんで一緒に歌える参加コーナーです。
バンドゥーラ奏者：カテリーナ・グジー
6歳の時にチェルノブイリ原発事故で被災した子供たちで構成された音楽団「チェルボカリーナ」に入団後、海外公演に多数出演。
日本にも何度もコンサートに招聘され、その時に日本の素晴らしさに感動し、19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移す。
現在、日本に2人しかいないバンドゥーラ奏者の1人として国内外の様々なコンサートで講演活動を展開中。～カテリーナさんHPより～
「さむかわ音楽ひろば」は当協会理事長の落合が代表を務めるボランティア組織です。協会の理念を具現化するための場として2020年に発足しました。
今年新たに始まった事業もあります。
寒川町と協働して「保育園演奏事業」を行い、音楽を通じて町の保育園や幼稚園の子どもたちが、年の離れたお兄さん、お姉さん、はたまた親のような世代と交流できる時間を提供してきました。
同時に月に1度、町のご高齢の方が集まって音楽で交流できるように「オレンジカフェ」の開設も実現できました。
ボランティアで手伝ってくれるスタッフは看護師や介護関係の方も多く、皆、当協会理事の落合指導のもと、ウクレレを演奏することができます。打楽器でリズムを取りながら歌ったり、ウクレレやハンドベルを体験したり、音楽鑑賞やおしゃべりを楽しんだりしています。
また、伴侶に先立たれて家にこもりがちになったり、コロナで人との交流が極端に減っているご高齢の方が「美味しくて楽しい」ひと時を楽しんでいただけたら、との思いで始めた「ティータイムコンサート」も大変好評で、現在2回の企画とも満席となりました。（次回は令和5年2月予定）
これらの試みは、11月に宮古島で行われた「第10回宮古島神経科学カンファレンス」でも一部を報告させていただきました。
1年を通して出会った町の人たちが、今年最後のイベントとなるクリスマスコンサートで今年を振り返り「自分たちの居場所」としていただけたら嬉しいです。
そして、JAMMは来年からもさらにアクティブに活動を広げていきたいと思います。
まずは皆さんに12月11日にお目にかかれることを楽しみにお待ちしています。
コンサートチケットは、寒川町民センター、寒川観光協会、寒川北部/南部公民館で入手できます。
オンラインショップBASEでも販売しています。https://samukawafes.base.shop/
～クリスマスコンサート～
日時：12月11日（日）14時開演
場所：寒川町民センター
チケット：一般（大学生以上）￥2000 高校生以下￥1000
家族（一般+未就学）￥2500
お問い合わせ：samukawa.fes@gmail.com